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NISAの期間はいつからいつまで?期間をふまえたNISA投資の活用法

NISAの期間

ぷくろー

NISA(ニーサ)は「最大5年間」と聞いたことのある人は多いかな。でも、具体的に期間はいつからいつまでなのか、たしかに分かりにくいよね。今回は、そんな悩みを解決していくよ!

NISA(ニーサ)は分かりにくいところも多いですよね。今回は、イラストも使いつつ、分かりやすく「NISAの期間はいつからいつまでなのか」について解説していきます。

NISAの期間「最大5年間」の意味

ぷくろー

NISA(ニーサ)の期間は、「最大5年間」という表現をされるね。これって、実際いつからいつまでなのか分かるかな?

NISA(ニーサ)の「最大5年間」という期間は、少し分かりにくいですよね。

「最大5年間」を正確に表現すると、NISAの有効期限は「投資した年を1年目として5年目の年末まで」ということができます。

NISA枠を利用開始した月がいつかに関わらず、年々に利用したかによって終わりが決まってくるため、「最大5年間」という表現しているわけですね。

NISAの期間はいつからいつまで?

ぷくろー

「最大5年間」の意味をふまえて、NISAの有効期限がいつからいつまでなのか、具体的にみてみよう!

たとえば、2019年の1月1日にNISA枠を使ったとすると、2023年の年末まで有効となります(実際には1月1日は証券所がオープンしていないので取引できませんが)。

一方で、2019年の12月にNISA枠を使ったすると、どうなるでしょうか?

NISAの非課税期間

こちらの場合も、先程と同様に、2023年の年末まで有効となります。

このケースでは、最大5年間の期間のうちほぼ4年間しか利用できていないことになりますね。

次の年のNISA枠はいつまでになるの?

さきほどは、2019年にNISA枠を利用した投資したケースを例として出してみました。

では、次に、2020年に利用した場合、どうなるでしょうか?

分かった人も多いかもしれませんが、2024年の年末までとなります。

イメージとしては、1年ずつスライドしていく感じです。

NISA期間

ぷくろー

上の画像は金融庁が出しているものなんだ。このように、1年ずつズレていくイメージで捉えると分かりやすいかな!

期間内でいつ投資するのがよいの?

NISAの期間を理解したところで、次に気になるのは、結局いつ投資するのがよいの?という疑問でしょう。

ぷくろー

一概には言えないのだけれど、一般的には資金の余裕があるのであれば、年始に使ってしまったほうがよいよ!

なぜ「年始」に使うとよいのでしょうか?

これはシンプルに、非課税期間が長いほうが、その期間の利益に対してかかる税金分だけお得だからです。

株式や投資信託などによる利益に対して、通常は約20%の税金がかかりますが、NISAではその税金がかかりません。税金免除の期間は長ければ長いほどいいですよね。

注意
ただ、経済状況によって株価は上下します。年始に投資するよりも年の途中や年末に投資するほうがお得だったということはもちろんあるでしょう。

あくまでも、確率的には、年始にNISA枠を使ったほうがよいというお話です。

5年間の期間を最大限に活かそう

ぷくろー

NISA(ニーサ)の期間を最大限に活かせるように、資金計画を立てることが大切なんだ!

年始にNISA枠を使って投資をしたとして、途中でその株式や投資信託を売却してしまえば、非課税期間を無駄にしてしまうことになります。

そんなことを考慮して、NISA枠については、必要な現金はきちんと残しつつ、5年間は現金化しなくてもよい余剰資金で活用するのがおすすめです。

ぷくろー

年間120万円も余剰資金はないよ・・という方には、「つみたてNISA」という年間40万円までで最大20年間も非課税期間が続くタイプのNISAもあるんだ。
MEMO
「NISA」と「つみたてNISA」については、また別の記事にて解説していきます。

このような税金の優遇制度は、きちんと理解して、自分に合った使い方ができるようになるといいですね。

まとめ

こちらの記事では、NISA(ニーサ)の期間について、具体的にいつからいつまでなのか、そしてそれを踏まえて、いつNISA枠を使って投資すべきなのか、説明してきました。

はじめての方でも分かるような内容にしたつもりですが、いかがでしたでしょうか?

みなさんのNISA投資の参考になりましたら、嬉しいです。