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スマホ決済は「併用」が一番お得?サービス併用のメリット・デメリット

ぷくろー

「スマホ決済ってどれを使えばいいの?」という疑問を持っている人も多そうだね。そんな方には、『複数サービス併用』をおすすめしているよ。

本記事では、乱立しているスマホ決済サービスにおいて複数サービスの併用をおすすめする理由について、メリットとデメリットと共に解説していきます。

スマホ決済併用の3つのメリット

ぷくろー

スマホ決済を複数サービス併用すると、どんなメリットがあるか分かるかな?

複数のスマホ決済サービスを併用すると、どのような良いことがあるでしょうか?

  • 店舗によって対応のスマホ決済は異なるため、より多くのシーンで利用可能に
  • 店舗形態によって異なるお得な決済手段を選ぶことができる
  • 期間限定のお得なキャンペーンを利用することができる
  • サービスメンテナンス等の際に他のスマホ決済で代替できる

店舗によって対応しているスマホ決済は異なるため、より多くのシーンで利用可能に

店舗によって、対応しているスマホ決済サービスは異なっています

そのため、1つのサービスでは利用できるお店も限定的となります。

そこで、複数のスマホ決済サービスを利用することで、いつでもお得な還元率でお買い物することが可能です。

お店によってスマホ決済の対応非対応が異なる
あるお店ではこのスマホ決済、別のお店では他のスマホ決済を使わないといけないといったこともあります。

店舗形態によって異なるお得な決済手段を選ぶことができる

「もっともお得なスマホ決済」は、店舗の形態によって異なります。そのため、それぞれの店舗に応じてスマホ決済を使い分けることで、より多くのポイント還元を受けることができます。

なぜこのようなになっているかというと、政府の「キャッシュレス消費者還元事業」という政策の中で、そのように定められているからです。

「キャッシュレス消費者還元事業」とは?
2019年10月よりはじまった、消費税の増税による消費減少への対策として、増税から9ヶ月にわたり、キャッシュレス手段を使ったポイント還元を支援する事業です。経済産業省が主体となって進められています。

キャッシュレス消費者還元事業では、中小店舗におけるキャッシュレス決済の導入による生産性の向上も目的としてあるため、中小店舗におけるポイント還元率を優遇しています。

具体的には、以下のようになっています。

キャッシュレス消費者還元事業におけるスマホ決済還元率まとめ

ぷくろー

中小店舗ではPayPay、それ以外なら楽天ペイ、そんな使い方がお得なんだね。

期間限定のお得なキャンペーンを利用することができる

スマホ決済の各社では、期間限定でお得なキャンペーンを開催しています。

各社、利用ユーザーの獲得、シェアの拡大のために赤字を出して大盤振る舞いのキャンペーンを実施しているので、われわれ消費者としては、うまくその波にのりましょう。

ぷくろー

文字通り、「出血大サービス」という感じだね。

たとえば、直近のキャンペーンとしては、「d払い」が10月14日まで20%還元「LINE Pay」が10月18日〜10月31日まで最大12%還元というキャンペーンを実施しています。

こういったお得なキャンペーンはうまく活用しておいて損はないですね。利用できるところは利用してしまいましょう。

サービスメンテナンス等の際に他のスマホ決済で代替できる

また、スマホ決済はまだまだサービス初期段階のため、ごくたまにサービスメンテナンスなどで一時的にサービスの利用ができなくなることがあります。

たとえば、2019年の10月5日の PayPay の生誕1周年キャンペーンの際には、誤動作のため一時的にクレジットカード経由の決済ができなくなるということがありました。

私自身、コンビニで PayPay を使おうと思った際に「あれ?」となってしまったのですが、すぐさま LINE Pay で決済を代替することができました。

このように、万が一の時のためにも、複数のスマホ決済を用意できていると、便利です。

スマホ決済併用によるデメリット

ぷくろー

逆に、スマホ決済を複数使うことによるデメリットも把握しておくとよいね。デメリットといったデメリットもないのだけれどね!

スマホ決済を併用することのデメリット、懸念点を上げるとすると以下のようになります。

  • サービス登録が色々と書類も必要で面倒
  • 個人情報流出などセキュリティ面が心配
  • 将来もお得な還元率がつづくかどうかは分からない

サービス登録が色々と書類も必要で面倒

サービス登録が面倒というのはたしかに納得です。

サービス登録に関しては、オンラインで完結するとはいえ、免許証などの本人確認書類が必要となってきます。

とはいえ、30分もあれば、複数のサービスへの登録は完了できるくらいにはシンプルで分かりやすくなっているので、ここは最初だけ少し我慢しましょう。

個人情報流出などセキュリティ面が心配

スマホ決済における個人情報流出というと、セブンペイの事件が記憶に新しいかもしれません。。

セブンペイについては、個人認証においてシステムの穴(脆弱性)があり、不正利用が相次いでしまいました。

ただ、これはセブンペイというITに強くない会社が決済サービスを出してしまったことに原因があり、現在広く使われているスマホ決済サービスにおいては、心配ありません

ぷくろー

もしセブンペイの不正利用事件から「スマホ決済=こわい」という印象を持ってしまっているのであれば、それは別物として考えるとよいよ!

将来もお得な還元率がつづくかどうかは分からない

先ほどのスマホ決済還元率まとめは、政府によるキャッシュレスポイント還元支援がつづく2020年の7月までのものです。

ぷくろー

その後、各スマホ決済の還元率がどうなっていくかは、たしかにまだ分かっていないんだよね。

ただ、筆者の予測としては、少なくともクレジットカードと同規模あるいはそれ以上の還元率はキープするのではないかと考えています。

なぜなら、まだまだサービスとして投資フェーズで収益を出すよりもユーザーに喜んでもらうことを優先すると考えられるからです。

いずれにせよ、少なくとも直近9ヶ月間はお得なので、ぜひこの機会を活かしたいですね。

まとめ

本記事では、ポイント還元で注目を浴びているスマホ決済を複数サービス併用することについて、メリットとデメリットを解説してきました。

ちなみに、筆者は、PayPay、LINE Pay、楽天ペイ、メルペイの4つのスマホ決済サービスを用途によって使い分けています。

ポイントカードなど物理的にかさばってしまと嫌気がさしてしまうのですが、今はすべてスマホで管理できる時代

各スマホ決済のお得な場面を見逃さないよう、是非これを機に複数サービス利用を検討してみてください。