ぷくろー
ソフトバンクグループ株式会社が2020年3月期の決算説明会を行いましたね。本記事では、そのまとめをいち早くご紹介します
目次
2つの事実
孫正義
創業以来の1兆円規模の赤字。
累計でも上期の利益をすべてふっとばしてしまったが、2つの事実として、株主価値は1.4兆円増え、ビジョンファンドも1.2兆円増えている。
LTV (純負債/保有株式率)= 17%
孫正義
返済義務を追っていない負債が、保有している財産価値に対して17%という健全な範囲である。
ビジョンファンドは3勝1敗
孫正義
評価減は6000億のマイナス。実現益は5000億のプラス。評価益は1.3兆円。合計で1.8兆円の価値が増大している。
価値増は37社、価値減は22社。社数でいえば3:2だが、金額でいえば3勝1敗。むしろ価値は増えてる。
世の中にあるベンチャーキャピタル5000社の平均IRRは13%と言われてるなか、ビジョンファンドは世界平均の倍近いIRRを出している。
株主価値は史上最大
孫正義
保有している株主価値は市場最大に伸びている。
2000年のネットバブルのピークを上回った史上最大の株主価値を出している。決算はボロボロだが、株主価値は史上最大となった。
大勢に異常なし
孫正義
私からみれば、大勢に異常なし。
ビジョン変更なし、戦略変更なし、このまま粛々と前に進む。
これが孫正義の決意であり、方針である。
まとめ
さすが孫正義と言わんばかりのプレゼンテーションでした。
WeWorkの立て直しについても触れていましたが、スプリントをはじめとして数多くの経営再建をやってきた孫さん。そんな孫さんならではの自負があるんだと思います。きっと近い将来WeWorkは数字も出る素晴らしい企業へと生まれ変わるんだろうな、と感じました。
日本が誇る世界的企業のソフトバンクグループ。これおかでも未来に投資している孫さんをこれからも応援しつつウォッチしていきます!