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非金融業界ではたらく僕がFP3級を受けると決めた理由

非金融業界の僕がFP3級を受けると決めた理由

ぷくろー

FP検定って金融業界の会社に勤めているわけではない人の場合にも受けるメリットはあるのかな? そんな疑問に答えていくよ!

先日、FP検定3級に申し込みました。僕自身は、IT業界でお仕事をしておりまして、正直仕事の中でFP検定で学ぶ内容が活かされるかというと、ほとんど期待できません。

本記事では、そんな僕がなぜFP3級にチャレンジしようと決めたのか、また申込みの際の試験機関の選び方について解説していきます!

FP3級に申し込んだ理由

今回、2019年1月26日に実施される「FP3級(3級ファイナンシャル・プランニング技能検定)」に申し込みをしてみました。

FP3級に申し込みました
今回、2020年1月26日実施のFP検定3級に申し込みをしました!

金融業界で働いたことのないIT業界にいる僕が、なぜFP3級を受けることに決めたのでしょうか?

お金の知識はこれから皆必要になるもの

お金の知識はこれから皆必要になるもの

これからの人生を考えたときに、「お金」は一生付き合っていくものであり、生活の基盤となるものです。

「お金」はそれほど大事なものなのに、僕も含めてほとんどの人にとって、これまでお金について体系的に学ぶ機会はありませんでした。

分野によっては実践していく中で学んでいけるものもありますが、事前にある程度大枠を理解しておくことで得をすることも多いはずです。

たとえば、資産運用についてはある程度やりながら学んでいけばよいかもしれませんが、遺産相続や保険などの人生に1〜数回ほどしか発生しないイベントについては、あらかじめ理解しておくことで無駄なミスやトラブルを避けることができるでしょう。

つまり、FP3級で身につけられる知識は、これからの人生の様々なシーンで役立ってくるわけです。

ぷくろー

経済成長期の日本では何も考えなくてもある程度の生活ができている人が多かったけれど、これからは個人で管理していくことがより求められてくる時代になりそうなんだ

結婚を機に体系的に学ぶ必要性を感じた

僕が「お金」についてきちんと考えるようになった契機になったのは、結婚というイベントです。

結婚を機に、お金について考える機会が非常に増えました。資産運用をはじめたのもこのタイミングです。

婚約をしてすぐに「人生のPL」を作りました

たとえば、婚約をしたとき、自分たちなりに「人生のPL」を書いてみました。ただ、FP3級の勉強をし始めた今ふりかえってみると、FP3級の「ライフプランニングと資金計画」というセクションがまさに該当する領域でした。

事前に体系的に学んでいれば、もっとスムーズにできたなと、実感をもって感じた瞬間でした。

おそらく、他の領域においても、FP3級の勉強は、日々の生活に生かされてくるんじゃないかなと期待しています。

FP2級までとはいわずとも3級レベルは把握しておくと良さそう

一方、FPの2級まで受けるかはまだ決めていません。

金融業界や不動産業界の仕事で活かすことを考えると、3級では物足りず2級が必要になってくると言われています。ただ、自分の生活に活かすという観点においては、そこまでは必要ないかなとも思っています。

3級合格後に「もっと知りたい!」という気持ちから2級もチャレンジするかもしれませんが、多くの人にとっては3級で十分なのかなというのが今の考えです。

FP3級の2つの試験機関はどっちを選ぶべき?

FP3級では、ちょっとややこしいことに、試験機関が2つあります。

FP3級の2つの試験機関はどっちを選ぶべき?

「日本FP協会(FP協会)」「金融財政事情研究会(きんざい)」の2つです。申し込みの入り口も、それぞれのウェブサイトで分かれているため、申込みのタイミングで、どちらから申込みを決める必要があります。

結論からいうと、僕は「FP協会」のほうで申し込みをしました。

その理由を簡単に解説していきます。

FP3級の試験科目は3つから選択

FP検定3級では、「学科試験」と「実技試験」の2つの試験に合格する必要があります。

「学科試験」は、FP協会でもきんざいでも共通ですが、「実技試験」は以下の3つに分かれています。

試験機関 試験科目 受験者数 合格者数 合格率
きんざい 個人資産相談業務 13,843 6,291 45.45%
きんざい 保険顧客資産相談業務 13,583 5,883 43.31%
FP協会 資産設計提案業務 20,332 16,159 79.48%

(2019年9月実施3級FP技能検定のデータを抜粋)

この中で、「保険顧客資産相談業務」は保険業界に勤めている方向けのものなので、一般の受験者としては、1つ目の「個人資産相談業務」か3つ目の「資産設計提案業務」のいずれかから選ぶのが基本です。

注意
上表をみると、合格率に大きな差がありますが、これはきんざいの試験は企業単位での受験が多く、あまり勉強していない人も受験していることが大きな要因とされています。

「個人資産相談」vs「資産設計提案」はどっちがいい?

では、きんざいの「個人資産相談」とFP協会の「資産設計提案」とでは、どちらを選ぶべきでしょうか?

両社の違いとして、FP協会の「資産設計提案」のほうが、より実務寄りで普段の経済ニュースに触れていると解きやすい問題が多い傾向にあるようです。

一方で、きんざいの「個人資産相談」は、いわゆる試験勉強のための勉強が必要になるとのこと。

大きな違いはなさそうですが、上記の違いを鑑みて、僕はFP協会経由で申し込みをすることに決めました。

まとめ

というわけで、本記事では、非金融業界にいる僕がFP検定3級を受けることに決めた理由と、FP協会ときんざいのどちらから申し込みべきかについて解説してきました。

2020年1月実施のFP検定の申し込み締め切り日は12月3日(水)です。興味が出てきた方は、ぜひ一緒にチャレンジしてみましょう!

僕は、レビューを参考に以下のテキストを購入して少しずつ読んでいます。本格的にエンジンを掛け始めるのは年末ですね。

こちらのテキストでFP3級に向けて勉強中です

ぷくろー

みんなで「お金」について詳しくなって、日々の生活をより楽しもう!