「投資信託とETFの比較シミュレーション」を公開!

僕の投資失敗談を暴露します【早く失敗して学ぶことが大切】

僕の投資失敗談を暴露します【早く失敗して学ぶことが大切】

ぷくろー

投資初心者は同じような失敗をするもの・・・本記事では、僕の投資失敗談を大暴露していくよ(/ω・\)チラッ

先日、以下のようなツイートをしました。

本記事では、こちらのツイートの内容を元に、僕自身の投資失敗談を赤裸々に公開していきます。

失敗から学べるものは多いはず。「投資をはじめたばかり」という方の参考になれば幸いです。

投資の世界は、誰でも入れるけれど準備は必要

まず、僕は投資においては、ある程度の知識が必要だと考えています。

知識を持たずにいきなり始めると、冒頭で説明したような、「ちょっとした痛い目」に合う可能性が高いです。

「投資はだれでも簡単にできる」は本当か?

投資マン

投資はだれでも簡単にできるよ!今すぐやらないと損だよ!

「投資は誰でもできるよ!簡単だよ!」というアドバイスを聞くこともありますよね。

たしかにインデックス型の投資信託などはそのとおりだと思います。

ただ、インデックスファンドであっても、暴落が起きた際には狼狽売りをして損をしてしまうことも考えられます。

きちんと投資の基礎的な考え方を理解しておかないと、こうしたイレギュラーなケースにおいて損をしてしまうものです。

「プロ野球に素人がいきなり入ってボールを打てますか?」

たとえば、プロ野球の世界に素人がいきなり入ってきてバッドを振っていたら、あなたはどう思いますか?

きっと「もっと練習してからじゃないと打てないよ!」と思うでしょう。

野球と同様に投資も、いきなりプロの世界に無防備に飛び込んだら負けてしまいます
野球と同様に投資も、いきなりプロの世界に無防備に飛び込んだら負けてしまいます

「投資」でも同様です。

投資の世界では、証券会社のトレーディング部門のようなプロ集団もいますし、個人投資家でも1人で数億円を動かすようなプロはゴロゴロいます。

そんなプロ達と初めから同じフィールドで共演するのが投資の世界です。

そう考えると、最低限の知識武装は必要だって思いますよね。

僕の投資失敗エピソードを5つご紹介

ここからは、そんな投資のプロと戦うための準備をせずに投資の世界に入り込み、見事に玉砕された僕の投資失敗談をご紹介していきます。

  1. ビギナーズラックのストップ高で大喜び
  2. 連日数%程下がるが損切りできず底売り
  3. 草コイン投資で価値は1/40に下落
  4. NISA枠で購入したのにすぐに売り
  5. FXで相場が気になり仕事効率ダウン

ビギナーズラックのストップ高で大喜び

投資を始めてすぐ、保有していた銘柄が超絶決算を叩き出し、ストップ高となりました。

アナリスト予測を大きく超え、その銘柄は、そのまま2ヶ月で60%ほど上昇しました。

「あれ、投資ってこんな簡単なんだ」

当時の僕は、なぜか短絡的にこんな気持ちを抱いてしまいました。

ただ、その後その成功はただのビギナーズラックだったと知るまで、そう長くはかかりませんでした。

ハイリスク・ハイリターンなまさに「ギャンブル」をしていたわけです。

連日数%程下がるが損切りできず底売り

つづいて、2018年末の日経平均株価が20%近く下がったときのことです。

先述のストップ高などで、総資産が倍近くになっていた当時の僕は、完全に調子に乗っていました。

アロケーションの「ア」の字も知らずに、ほぼ全ての資産を個別株に注ぎ込むという暴挙に出たのです。

2018年末の暴落時の日経平均株価チャート
2018年末の暴落時の日経平均株価チャートはこちら。暴落というより調整という感じかもしれません。

当時、日経平均株価で20%ほどの下落でしたが、保有株はボラティリティの激しいIT関連株。

日に日に減っていく資産を目の前に、思考停止してしまい、結局30%ほど下落した時点で売りを入れました

後に判明するのですが、僕が売ったタイミングはまさに「底」でした。

きちんと損切り基準を作っておくことの大切さや、アセットアロケーションの意味を痛いほど思い知らされました。

草コイン投資で価値は1/40に下落

1年ほど時間を巻き戻して、2017年末といえば、ビットコインに代表される仮想通貨がバブルになっていましたね。

コインチェックがCMに出川哲朗さんを起用したこともあり、それを機に仮想通貨を購入した人たちを「出川組」なんて呼んだりも。

僕自身は、出川組というわけではないのですが、ブロックチェーンへの興味から様々なICO銘柄をみて、いくらかお金を入れていました

「ICO」とは?
ICOは、Initial Coin Offering の略で、仮想通貨による資金調達のことを指します。2017〜2018年にかけて、ICOにより数十億円を調達したようなプロダクトもあります。

ただ、結果としては、1/40以下の価格で売ることになりました。この下落幅、株だとそうそうありませんが、多くのマイナーな仮想通貨(草コイン)ではそう珍しくもない数字です。

ちなみに、今見てみたところ、当時僕が所有していた仮想通貨は購入時の1/100以下の価格になっていました。本当にガラクタに投資をしてしまったわけですね。

今では「学習代」だったなとポジティブに考えるようにしています。

まだ若いうちにこういった失敗をしておけたのでよかったなと思っています。

NISA枠で購入したのにすぐに売り

これは本当にもったいないことをしてしまった話です。

NISAの枠で投資をすると、最大5年間分の配当や運用益は非課税になります。

ただ、知識の甘かった当時の自分は、NISA枠の効果的な利用方法も分からずに、一旦手数料無料で株式購入できるし使ってみるかというノリで、NISAで購入した株式を1ヶ月も経たずに売却してしまいました。

ああ、あのときVOO(バンガード S&P500 ETF)でも買っておけばよかったのにと、いま振り返ってみると思います。

NISAについての詳細は、以下の記事を見てみてください。

NISA(ニーサ)とは何か?NISA(ニーサ)とは?投資経験ゼロの初心者でも分かるNISA入門!

FXで相場が気になり仕事効率ダウン

さいごに、FXのデイトレに手を出したときのお話です。

一発あてるならFXでレバレッジかけてやるのが効率良いかなと思い、FXにも手を出してみました。

FXチャート

ただ、当時の僕はテクニカルの見方もろくに知らないような状態だったので、それこそ「勘」で売買を繰り返していました。

運良く小幅ではあれ収益は上がっていました。ただ、正直チャートのことが気になりすぎて、仕事への集中力が大幅に低下

10分に1回くらいチャートが気になってしまうんですよね。以前ディスプレイの端っこにずっとFXのチャートを出しながら仕事をしている人を見たことありますが、少しだけ気持ちが分かったような気がしました(もちろんよくないことですが)。

結局、1週間ほどでこれは仕事に支障が出ると思い、FXからは卒業することにしました。

やるとしたら、仕事時間はチャート見ないというルールを定めて、やるのが良いかなと思っています。

素人がプロに勝つにはどうしたらよいか?

このような失敗をしてきた僕が思うのは、投資素人の戦い方にはセオリーがあるということです。

これについては、また別記事にてまとめようと思いますが、ここではサマリーだけ伝えておきます。

  1. 米国インデックスファンドに入れるのが最も勝率が高い方法
  2. 個別株は慣れてきてからで十分。購入時には理由を文字化しよう
  3. 株式に入れるのは全資産の5〜7割ほどに抑えよう

こちらの記事をまた次回のお楽しみに!

みなさんの投資失敗談もぜひ教えてください!以下のツイートにコメントいただけると嬉しいです。