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2019年にLINE(ライン)証券がリリースされ、身近なLINEアプリから投資できることもあり、注目を集めていますね。
「1株(数百円〜)」から投資をできるというのは非常に大きなメリットであり、投資をこれまでしたことがないという人にとっても投資が身近になるようなサービスです。
本記事では、そんなLINE(ライン)証券でできること、対応している銘柄、そして注意すべき点について解説をしていきます。
目次
LINE(ライン)証券とは?
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LINE(ライン)証券は、LINEと野村ホールディングスの証券会社
LINE(ライン)証券は、みなさんご存知のメッセージングアプリのLINEが野村ホールディングスと一緒に作った会社です。
野村ホールディングスは、「野村證券」という90年以上もの歴史を持つ証券会社の親会社にあたります。
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LINE(ライン)証券でできること
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LINE証券なら数百円から1株単位で購入可能
LINE証券の一番の特徴は、なんといっても、数百円ほどの少額から投資ができる点です。
一般的な証券会社では、100株単位でしか購入することができませんが、LINE証券では1株からの購入が可能となっています。
国内ETFと国内有名企業300社の銘柄を取り扱い
LINE証券における取り扱い銘柄は、国内の投資信託が28種類、有名企業の株式が300種類それぞれ用意されています。
全リストはこちらから見ることができますが、カルビー、日本マクドナルドHD、ZOZO、メルカリなど日本の多くの人が知っているような銘柄が揃っています。
LINE証券なら配当金を受け取ることも可能
LINE証券では、株式の売買による利益だけでなく、配当金を受け取ることもできます。
執筆時点の株価が565円なので、保有しているだけで年間4.4%の利益となるわけです。
LINE証券ならLINEポイントで投資をすることも可能
さらに、LINE証券では、「LINEポイント」を使って投資を行うこともできます。
投資はちょっと怖い印象があるけれど、今持っているポイントを使ってできるなら始めやすいという方もいらっしゃるでしょう。
まずは気軽にポイントを使って数百円の株を買ってみるといったことができるのはメリットですね。
LINE(ライン)証券の注意点
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取引手数料は0でもスプレッドが発生する
まず、LINE証券では、「取引手数料0円」という表記がありますが、実際には「スプレッド」という形で、手数料が取られています。
明確に何%分がスプレッドとして取得されるかは公表されていませんが、一般的な証券会社の取引手数料と比較して、高い水準になるのではないかとも言われています。
具体的に何%のスプレッドか上乗せされているのかというと、日中は0.05%、夜間は0.5%となっています。
LINE証券の「取引ルール」には、以下のように記載されています。
※提示価格基本方針
■9:00-11:20、12:30-14:50
取引所(東証)の最良気配を基準に0.05%*のスプレッドを加減算します。
■11:30-12:20
前場終値に0.05%*のスプレッドを加減算します。ただし終値引けのみ対象となります。
■17:00~21:00
翌日基準値段に0.5%*のスプレッドを加減算します。
印象としては、日中であればかなり安い水準ですね。
同じように「1株単位」で株式を購入できる「SBIネオモバイル証券」では、実質毎月20円の手数料がかかることから、月間の取引金額が4万円(20円÷0.05%)以内の場合には、LINE証券のほうがお得です。
スプレッドも含めて取引コスト0キャンペーンはお得(※終了済)
LINE証券では、2019年10月1日〜10月31日の間、スプレッドも含めた取引コスト0円キャンペーンを実施すると発表されていました。
こちらであれば、正真正銘の手数料0円となりますので、お得ですね。
こちらのキャンペーンは既に終了してしまっているので、また新たなキャンペーンに期待しましょう。
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NISA(ニーサ)は現状非対応
LINE証券では、NISA(ニーサ)に対応していません。
そのため、NISAの非課税枠を使ってお得に投資をしたいというニーズの場合には、LINE証券は合いません。
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結局、LINE(ライン)証券は儲かるの?
結局LINE(ライン)証券は儲かるかというと、他の証券会社と同様で、うまく銘柄を選定すれば儲かります。
ただ、LINE(ライン)証券だからこそ儲けやすいかとういうと、そんなこともありません。
LINE証券は、1株から取引できるという点で、少額でも多くの企業の株に分散して投資できるというのが最大のメリットです。
同じように「1株」から投資できるサービスとしては、「SBIネオモバイル証券」がありますが、LINE証券との大きな差は、取り扱い銘柄数ですね。
SBIネオモバイル証券では、東京証券取引所の上場銘柄が全て網羅されており約3,500銘柄の取引が可能です。
一方で、LINE証券では厳選された300銘柄が対象となっています。
そのため、色んな銘柄で取引できるようにしたいという人には、LINE証券よりもSBIネオモバイル証券の方がおすすめです。
ちなみに、SBIネオモバイル証券は、余っているTポイントでも投資ができるので、気軽に始めることができます。
詳細については、以下の記事にまとめています。
SBIネオモバイル証券って実際どうなの?個人的にはアリだと思う理由「使いやすさ」の観点では、LINE証券のほうが上な気はするので、厳選された銘柄だけでいいかなという方は、LINE証券が良さそうですね。
もちろん両方とも口座を開設しておいてもデメリットはないので、まずは試してみたいという方は是非両サービスともに口座開設をしてみてください。
LINE(ライン)証券よりもSBI証券や楽天証券?
本記事では、LINE(ライン)証券についての基礎知識、LINE証券でできること、LINE証券の注意点について解説をしてきました。
個人的な意見としては、LINE証券は、手数料(スプレッド)も良心的ですし、アプリも使いやすい、そして1株から取引できるという点で、投資初心者の方には非常に良いサービスだなと感じています。
投資をこれから始めようという方や、そこまで投資資金が大きくないため1株単位で購入したいという人にとっては、良い選択肢でしょう!
僕自身もそこまで資産が大きいわけではないので、1株単位で様々な銘柄に投資することで、リスク分散投資を心がけています。
ぜひ皆さんも試してみてください!
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