「投資信託とETFの比較シミュレーション」を公開!

サラリーマンがFIRE・セミリタイアを目指すのに最適な仕事の選び方

サラリーマンがFIRE・セミリタイアを目指すのに最適な仕事の選び方

ぷくろー

FIRE・セミリタイアを目指そうとなった時、特に初期において重要となるのが「どんな仕事を選ぶか」だね。

FIRE・セミリタイアを目指す上で、初期フェーズにおいては「入金力」が何より重要です。こちらについては、以下の記事で詳しく解説しています。

FIRE・セミリタイアを目指すなら、まずは「入金力」な理由FIRE・セミリタイアを目指すなら、まずは「入金力」な理由

では、「入金力」を上げるためには、どうすればよいでしょうか?

入金力を上げるための変数としては、収入アップ、コスト削減、節税があります。

【入金力を高める基本戦略】収入・コスト削減・節税の3つの変数をハックする【入金力を高める基本戦略】収入・コスト削減・節税の3つの変数をハックする

本記事では、その中の「収入アップ」のための手段として、FIRE・セミリタイアを目指すのに最適な仕事について考えていきます。

「本業だけで稼ぐ」か「副業も込みで稼ぐ」か

FIREの定義である「Retire Early(早期リタイア)」を目指すのであれば、何十年も働いてリタイアするというのではなく、長くても10年ほどでリタイアを目指したいところですよね。

リタイアの基準となる金額は人によって異なりますが、だいたい5千万円〜1億円ほどがを掲げる人が多いように見受けられます。

これだけの資産を10年ほどの短期で構築するためにはどうすればよいでしょうか?

大きく分けると、以下の2つの方針が考えられます。

  1. 本業で給与の高い会社でバリバリ働く(外資系・士業など)
  2. 本業に加えて副業込みで総収入を最大化させる

それぞれ簡単に説明していきます。

本業で給与の高い会社でバリバリ働く(外資系・士業など)

まずは、本業で給与の高い会社でバリバリ働く方法です。

本業で給与の高い会社でバリバリ働く(外資系・士業など)

具体的には、外資系では、外資系コンサルティングファームや外資系の銀行、そしてGAFAM等のIT企業が当てはまりますね。

士業では、弁護士や医師などが圧倒的に高給です。ツイッター上の投資クラスタでも、医師の方で資産を構築している人は多い印象を受けます。

これらの職業では、20代で年収1,000万円超えも珍しくないため、本業だけでも早期に資産構築が可能です。

ただ一方で、これらの職業につける人は限られているのも事実。それなりの学歴や地頭、資格、そして体力やメンタルも必要とされます。

もちろんこれらの職につけるのであれば全然ありなのですが、「限られた道」であることもたしかということです。

本業に加えて副業込みで総収入を最大化させる

2つ目の方法は、「本業」に加えて「副業」込みで総収入を最大化させる方法です。

副業とは、たとえば、ウェブのライティングであったり、プログラミングであったり、文字起こしであったり、イラスト作成であったりと様々です。

本業に加えて副業込みで総収入を最大化させる

こちらの方法も夢物語ではありませんが、学歴や職歴に関わらず、より多くの人が再現性高く実現できる方法だと考えています。

ちなみに、僕自身は、現時点ではこの2つ目の方法を選択しています。

副業については始めたばかりですが、当ブログで月に1万円ほど、そして外部メディアのライターとして月に5万円ほどを副業収入として稼いでいます。

これ以降では、そんな自分自身の経験も参考にして、副業込みで総収入を最大化させる場合の会社の選び方について、解説していきます。

副業込みで稼ぐための会社の選び方

副業込みで総収入を最大化させるためには、まず「本業として何を選ぶか」が重要です。

意識すべきポイントとしては、以下の3点です。

  1. 副業が制度的にも時間的にも可能な会社
  2. 副業に活きるスキルや経験が身につく会社
  3. 在宅勤務やリモートワークが可能な会社

それぞれ簡単に解説していきます。

副業が制度的にも時間的にも可能な会社

1点目は「副業が制度的にも時間的にも可能な会社」です。

制度的に副業が可能であることは前提条件ですが、制度的にはOKでも実際は難しいというケースもよく耳にします。

要因としては、「業務や飲みなどで拘束時間が長く時間が確保できない」、そして「副業している人が少ないため心理的にやりにくい」といった点が挙げられます。

転職の際には、現実的に副業が可能なのか確かめるために、副業可の会社であっても「実際に副業をされている人はどれくらいいますか?」などと聞いてみてもよいかもしれません。

副業が制度的にも時間的にも可能であることは、副業で稼ぐ上での必須条件です。

副業に活きるスキルや経験が身につく会社

2点目は「副業に活きるスキルや経験が身につく会社」です。

副業に活きるスキルや経験が身につく会社に勤めることで、副業収入を稼ぎやすくなります。

分かりやすい例は、ウェブマーケティング系の会社に就職し、そのスキルを活かして個人でブログを執筆するといったものです。

その他にも、ウェブデザインやプログラミングのスキルを身につけることで、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスを利用して個人で案件を受注することもできます。

» クラウドワークス
» ランサーズ

最近だと、スキルシェアリング系サービスの「ココナラ」などを利用することで、簡単にスキルや知識の収益化ができるようになってきています。

» ココナラ

このように副業の出口からの逆算で、必要なスキルや知識が身につく会社を選んでみてもよいでしょう。

在宅勤務やリモートワークが可能な会社

3点目は「在宅勤務やリモートワークが可能な会社」です。

在宅勤務やリモートワークが可能な会社に勤めると、通勤時間がなくなるため、圧倒的に時間の確保がしやすくなります

実際に、副業ブロガーで月に100万円以上を稼いでいるTsuzukiさんも以下のようなツイートをしています。

副業サラリーマンにとって、時間の確保は何よりも大事なこと。

通勤時間を0にすることができれば理想的ですし、あるいは少しでも通勤時間を短くできるような立地の会社の優先度を上げてみるのもありです。

新型コロナウイルスへの対策として在宅勤務が注目されたこともあり、今後、在宅勤務やリモートワークに対応する会社も増えてくるはず。

時間を確保するために、在宅勤務やリモートワークという条件を1つの基準としてみてもよいでしょう。

まとめ

本記事では、FIRE・セミリタイアを目指すための最適な仕事の選び方について解説してきました。

高給な本業のみで攻める方法と副業込みで収入の最大化を図る方法の2つがあり、副業込みの場合は本業の選び方についても重要となってくるというお話をしました。

そして、後者で重要となる点として、副業が現実的に可能かどうか、副業に役立てやすいスキルが身につくか、リモートワーク等で時間確保が容易かという観点をご紹介しました。

もちろん僕自身もまだまだこれからなので、このような指針を示しつつ、自分自身で証明していければと思います。

ぷくろー

仕事は資産構築の上で大きな変数となってくるので、慎重に選んでいこう!

「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」についてもっと知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

FIREとは?「経済的自立&早期リタイア」を意味するFIREの考え方・目指す方法FIREとは?経済的自立&早期リタイアを目指すFIREムーブメントの考え方